暫定2車線区間
嫌われているんだろうな,としょぼくれている今日この頃いかがお過ごしでしょうか(キモオタの挨拶)。
ここ最近の自動車道の事故のニュースで,東海北陸自動車道で発生した事故は,過積載のトラック,犠牲になられた方の話題性から皆さんの記憶に新しいと思います。
さて,日本道路公団のトピックスに「暫定2車線区間における安全強化策の検討チーム」が設置されたという情報が記載されました。(URL: http://www.jhnet.go.jp/format/index2_03_9.html)
そこで,自分も2車線区間の怖さというのを考えてみたいと思います。
建設命令が出ているため着工しなければいけない地方の自動車道では,採算などいろいろな面から考慮して,対面通行として開業している自動車道が多々あります。確か,対面通行は自動車道としては何らかの不備があるため,その区間を暫定2車線区間と呼んでいるはずです(すいません,根拠となる法規は調べていないです)。
例えば,最近できた東北地方の自動車道はほとんどが暫定区間です。横断道はほとんど暫定2車線ですし,首都圏の三郷ICが起点の常磐道でもいわきより北は暫定2車線です。
暫定区間は中央線をポールのみで仕切っているため,事故時に反対車線に飛びだすことは容易です。しかし,これは一般の国道を走行している際でも同じ条件だと思います。むしろ,国道の場合はポールで仕切られているのは希有であるため,自動車道の方が道幅も広いことを考慮するとはるかに良い条件だと思います。
では,暫定2車線区間の何が恐いのでしょうか。
2車線区間の走行は,4車線区間と違って追い抜き可能な箇所が少ないため,法定速度で走行していると,後ろから速度差がある自動車によりプレッシャーを受けます。
実際,どれくらいの速度で走行しているのでしょうか。一例を挙げて全てを表現するわけにはいきませんが,以前知人が100km超で暫定2車線区間を運転していた時に,後ろに車がついたことがあります。
暫定2車線区間での悲惨な事故となる要因として,国道よりも走行速度が法定速度をはるかに越えた著しく高い値にもかかわらず,追い抜き区間が少ないために生じるドライバーの心理状態にあるのではないのでしょうか(仮説)。
# 全然,ロジックが形成されていない。
さて,この仮説を検証してみま…。そんな暇あるかー。
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