架空請求との戦い
最近,少額訴訟を利用した架空請求という凶悪な手口がでてきているようです。
私が参照したWebサイトは 無視してはいけない架空請求が -査察報告書 - です。
法務省のWebサイトに民事訴訟(行政訴訟)の第一審の流れが説明されています。
民事訴訟の場合,原則として原告側に立証責任があります。しかし,この際捏造した情報を用いられた場合は大変なことになります。
この原因の一つに,デジタル情報が容易に作成されるが,その情報がオリジナルである,完全であることを立証する技術が普及していない・標準化されていないといったところにあると思います。
この事象は,情報と法律の融合が火急的速やかに求められている事例で,今後の研究課題としては非常におもしろいと思います。情報の立場としては,消費者が情報の完全性を容易に保証できる,かつプライバシーに配慮したフレームワーク作りの実現で社会に貢献できるのではないかと考えています。
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