感想 (続 オンラインSF小説)
さて,ここ数日話題にしていた「砂漠の花嫁」。今日,熟読させていただきました。
ただ,読みながらメモ書きな感じで残しているため,不快に思われるところがあるかもしれませんが,その際にはご容赦いただけましたらと願います。
ここから。
悲しいことに,人というのは荒探しをするのは容易である。逆に,相手を受けいれ,自分の欠点だけでなく良いところも把握しないと,相手の良いところを見つけられない。それを忘れずに。
ところで,なんかどうしても恋愛・結婚観から見てしまう。そんな見方をしていいのか。
- あー,3rd phase. DAYLIGHTの終り方がいいな。結婚式が間近で,アカリの切羽つまっている感じででていていいな。last pahse. ALL DAY LONGで話をクライマックスにもっていくところいいなぁ。特に,バスタイムのシーンはアカリの葛藤が伺えて興味深い。御互い自分をさらけださなければ,一つにはなれないし,なってはいけないのだな。
- お金を第一に考えて結婚する必要なんてないじゃないか,きっとあなたを見て支えてくれる人はいるはず。そんな人に出会いたいし,そんな人になりたい。
- アカリと資本提供者の関係について。ここで自分は,アカリが資本提供者と会って(まぁ,デートとしよう)研究に投資していただいているけど,いやいやながら篤志家と会っている,そんな妄想をしてしまった。なんかわからないけど,「勝手に男と女の関係を期待して,資金提供者になっている男もいた」の記述にグサッときた。「勝手に男と女の関係を期待して,都合のいい自分になっている男もいた」と言い直すことができるわけで。勝手に期待する方が悪いにきまっているが,そんな妄想をしてしまう自分もいる。注意いなければ…
- 「−もし万が一,気が変わってもそのドレスは君にあげる。」。まぁ,これも「都合のいい自分になっている男」なんだろうな。逆にいえば,男は恋愛に勝手にのぼせてしまうが,女性は恋愛に関しては冷静でいることもできるのか。
- もし,女性が求める男性像という観点から見たら,ものわかりのいい資本提供者ではなく,自分をひっぱってくれるマモルような男性の方がいいのか。
- SF小説とは何かとはわからない。ただ,昔わかつきめぐみの「So What?」が星雲賞受賞していることだから,少し不思議なお話でもいいのか。この「砂漠の花嫁」は,Scienticっぽさがでていると思う。不思議というよりは,ぽかーんとした,マモルお前は何もんだというのが読後の感想。
さて,ここからは荒探しかもしれない。
- 「良い論文を書いたんですって?」。高校時代,こんな英文和訳をしたら怒られたことを思い出した。んーー,僕だったらこうする。「あなたの論文,表彰されたんですって?」。
- これは自分に問題があるのだろう。砂の毒というのが想像できない。汚染された土壌というのはイメージできるが。まぁ,放射能汚染と考えればいいのか。でも具体的にすると面白くはなくなってしまう。あ,最後に具体的な話がでていた。
- 生意気だな。マモル。ちくしょう。幸せにしろよ。
あと最後に,この情報より。
お誕生日おめでとうございます。
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