「自分は結婚できない」論
昨日のこれで、数少ない固定客を失うところだったかもしれない。
にもこりず、更なる無謀な試みをしようかと。データ処理中に適当なことをぶっちゃけてみる。
橋本大也さんのパラサイト社会のゆくえ データで読み解く日本の家庭。
かならずしも就職できない、正社員にはなれないという恐ろしい現状というのを紹介している。そのひとつに、博士号取得者が就職できない例を挙げている。まぁ、博士号なんか取るような奴は社会不適応者だと考えるのは理解できるが、そんな社会を見捨ててやるというのもありだろう。企業を興すことだって考えなければならない。
博士号の話題はまぁいい。ここでの本題ではない。
後半部のパラサイトシングル→結婚しないという展開に興味が引かれた。
若くて愛し合う二人がお金がないという理由で結婚しないものだろうか。普通に考えれば共働きで収入を増やせる。生活の諸経費も共通部分を減らせる、はずなのである。愛さえあれば何とでもなる、という考え方だろう。
一方、こっちの話題負け犬の敗者復活戦については、収入面から結婚しないという持論を展開している。
30歳以上の未婚、かつ結婚を望んでいる女性の場合、結婚条件の一つに経済的条件をあげるのはおそらく間違いないだろう。でも、女性が求める収入を安定的に持つ適齢な男性は既に売約済みであるのが現実であることは同意できる。また、女性の場合、出産・育児における時期の収入に関する不安があると予想できる。ここ暫く続いた、賃金カット、雇用不安定な社会を目の前にしていたのならば、このような収入を条件に含めることは至極当然だ。
そんな条件なんてあてはまりもしない自分は戦場から脱落しているのか。他にも要因はあるが、いやになっていくな、これ。「結婚には意味がない、独身で行く覚悟を持つ」とあきらめることが必要なのだろう。
ふと気づいたのは、自分には結婚したい相手がいない、またそんな相手も将来的に見つからないと思っているから、「自分が結婚しない」理由を最もらしい理由「十分な収入がないから結婚できない」という理由に転化してしまっているのかもしれない。他にも問題点がある(性格がひねくれている、容姿がよくない)が、収入は一目でわかる客観的な指標だ。確かに収入の問題に転化させれば、説得する・させるのも楽だろう。
ところで自分「なんで女性と恋愛したい・結婚したい」と思っているのだろうか?
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