秒速5センチメートル
何もかもできなくなってしまった。
何もやりたくなかった。何も残したくなかった。
自分の幼さ精神的幼さで,自分が情けなくなった。
駅のプラットホームに立っていると,今ここで前にジャンプできれば楽になれると何度も思った。
そんな中,今日の受診後,「秒速5センチメートル」の鑑賞をした。一度観ているが非常に悔しい感想が残り,もう一度本当に観たいのかと自分に問うたが,チケットを買った。
第三話の終わりで,涙を浮べてしまった。
1000回メールしたって,心の距離は近づかない。
心を亡くした状況でも,本当に男っていう奴はいつまでも「過去の彼女」の姿を捜しつづけてしまう。
「過去の彼女」は新しいページを埋めているのに,自分は過去のページを読み返している。
上映終了後,山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」のCDを捜し買ってしまった。
でも,自分には,いつまでも捜してしまう「彼女」がいるのだろうか?
自分には,いつも捜してしまう「彼女」を見つけることができるのだろうか。
自分は,「自分」が好きなのだろうか?
「生きることは,戦うことだわ」というが,自分は「戦っている」のか?
でも,観てよかったと思っている。泣ける。まだ,泣くことができる。
いずれにせよ,自分には本当に休みが必要だった。後は,何ごとにも動じない心が欲しい。
追記
最初,山崎まさよしさんの名前を間違えて記載してしまいました。深くお詫び申し上げ,訂正させていただきました。
最近のコメント