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2007/10/06

じいちゃんの葬式を終えて

微熱が続いてしんどい。ここ数日の葬式の線香か,会葬客らの煙草の煙か,葬式の手伝いとか何とかでかなり頭が痛い。

1日の朝に亡くなった報を受け,手当たり次第,服をかばんに詰め,足りなくなる薬をもらいに病院に行って,新幹線の切符手配して,鹿角へ。鹿角花輪で偶然従兄弟と合流して,その日から水晶山の放送施設でデジタル放送が開始されたのでワンセグTV,SEGNITYを使う。VOICEモードではなく。25ch - 33ch が使用されていたので低周波数用のUHFアンテナ買わなければ(アナログ放送は2,10,12,56,58ch)。

2日の夕方の納棺が終わって既にだるい。その日は当番ということで,じいちゃんと一緒の部屋で枕を並べて寝る。納棺のときにじいちゃんが飼っていた猫が突然あらわれた。寝るときもその猫が来たのであった。

3日,火葬場はフル稼働。1日だけで市内で少なくとも6件の葬式があるということで,タイトなスケジュールで火葬。朝5時半には起こされて,会葬客らの対応へ。で,夜6時から通夜。眠ろうとしても眠れない状況。3時ごろにようやく眠れた気がする。

4日,本葬。初七日法要も一緒に。通夜の時もそうだがうちの田舎では,式開始1時間前から会葬客が見え始め,30分前にはもう式場には会葬客で一杯になる。都会の葬式では何分前ぐらいに来ようと思うのだろう?経験者求む。

5日,後片付け。
じいちゃん家は,花輪線・八幡平駅のすぐ側にある。ようやく試運転のキハ110系の警笛が聞こえた。6日から本格的に復旧しそうだ。
どうでしょうのDVDもようやく受けとる。
妹と一緒に仙台まで車で送ってもらって,最終のはやて34号に乗って帰る。仙台−大宮をはやて号で乗ると10,000円弱。こまち34東京きっぷだと秋田から東京都区内まで11,000円。なんとなく負けた気分でやるせない。
が,当初は最終のやまびこ70号で帰ろうとしたが,宇都宮駅で降りても最終の上野行きの普通電車は出発した後になるので,早く帰られるのだったらはや・こまの方がいいと思って,はやて34号の指定席を駅ねっとで取る。でも,この選択は結果正しかった。やまびこ70号は車両トラブルで郡山→東京間を区間運休したのだった。もし最終の新幹線を選択していたら郡山でどうしようもない状況になった訳で…。

身内の葬式は本当に大変だ。亡くなった悲しみに浸る暇もなく,葬式の準備を滞りなく準備しなければいけない。田舎なので,「オラの時はこうだった。」とその場をかきまわしていく嫌われ物も相手にしなければいけない。体力・精神力の勝負で,倒れる寸前のところギリギリまで追い詰められる。何ともいえない。

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