2009年秋のアフタヌーン四季大賞「すみれの唄」
ひいきにしている作家さんがアフタヌーンの四季大賞を受賞されたというので,その掲載誌を買った。アフタヌーンを買うのは何年振りだろうか。
以下,自分語りや football バカな所があることを了承してください。
いや,こういった内容を編集さんに直接,伝えることも重要じゃないかなと思うが,
まずは書き恥を晒してみる。
「悔しい。」
全力を尽かさないことは,負けることよりも辛いこと。
自分は今まで本当に全力を尽くしているのか!と叱責し,泣きだした。
可愛い絵柄だが,内容は羽海野チカ先生の「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」に見られるように,自分と激しく闘う内容である。
選評には「発表会のシーンもあると良かった」とあるが,それは三人称の立場からであって,主人公たちには発表会の内容は覚えていないのではないだろうか?
勝手な想像だが作者も合唱コンクールに参加したことがあって,その時に経験した内容をあえて描写しない,いやできないのではないだろうか?
そこの所から夢中にやり遂げた経験のある人からの演出なのだと感じました。
さて,なぜこんな感想を持ったか。ここからが自分語りでもあるので,注意。
2008年J1J2入れ替え戦の自分のレビュー
こう,レビューを書いているが,実は目の前で起こった試合内容を覚えていなかった。第1戦仙台にも,第2戦磐田にも行った。でも試合内容は覚えていない。第2戦の梁勇基のFKの位置も勘違いしていた。実際は自分の目の前でFKが決まっていたのに。だから「発表会」のシーンがないことに違和感を覚えなかったのである。
ハッキリと覚えているのは試合終了後のことで,
ジュビロ磐田の選手に拍手して,
ジュビロ磐田とコールを返して,
ジュビロ磐田のサボーターと握手したり抱き合ったりして,
思いっきり泣いた,
ことだった。
当事者になると意外に内容とは覚えていない。だから,「発表会」のシーンはなくてよかったと思う。練習の延長が「発表会」。
(反面,GIANT KILLINGの椿は試合にのってくると視野が広くなるようだが。作者のブログにもGIANT KILLINGにはまったとあるが,その世界感も現れているのでしょう。)
このような内容で長期連載ができるくらいな構成力が育つことを期待したいです。
最後に,後日談を読みたいという意見もあるが,ハッピーエンドで終らずにどうする?蛇足だと思います。
昨年あとほんの少しのところで昇格を逃したべカルタ仙台が,今シーズン,更なる成長をしてJ1昇格を今まさに叶えようとしている所に。
しかし,本当にfootballしか最近ネタにしていないな。
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