不育症戦記 生きた赤ちゃん抱けるまで 楠 桂
最初書店で表紙を見たとき,この絵って楠さんの絵だっけとちょっと疑問に思ったので買ってみた。
正直,自分がこの立場にいなくて安堵している。
残酷なことに,「今の自分には関係のないことだ」と,逃げるしかなかった。
妊娠して出産することは順風満帆ではないこと。
今,もし結婚していてと奥さんとの間にこどもができたけど,生きて誕生できなかった時,受け止められるかどうか。自分は妊娠できない。また,今の精神状態ではとても耐えきれない。
衝撃だったのが,ページ125のシーン。2回目の死産のあとのシーン
ベビーグッズいらない!!
マタニティーウエア全部いらない!!
こんなもの捨ててやる!!
妊娠できないから家族関係がぼろぼろになったことがあることに,実際に死産を体験された記録,帝王切開前日に死産された方,不育症に悩む夫婦,いろいろあることを知った。
そんな中で,こどものいるにもかかわらず離婚する家庭があるということに悲しさを感じた。
これからパパ,ママになられる方が幸せでありますように。
おまけ。
ページ155。
女のいう「安全日」を信用してはいけない
に爆笑。
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